ハザードマップと保険

私の母は伊勢湾台風経験者のため、
自宅を買う際に低地かどうかを非常に
気にかけていたといいます。

東日本大震災が来る前まではあまり
水害のことを気にして土地や家を買う人は
少なかったと思いますが、現在では多くの
人が気にするようになりました。

誰もが津波や洪水は怖いと思うようになり、
ハザードマップというツールも一般的になりました。

津波や洪水で2Fまで浸かる可能性がある土地は
需要が下がり、土地の価格が下落しました。

ただ、運が悪くて床上浸水で済むようなレベルなら
火災保険を手厚くするなどの対応でもいいかもしれません。
2019年楽天損保がハザードマップの色ごとに
損害保険料を年最大1万円程度差をつけるという
ニュースもありました。

しかし、あなたのお住まいがハザードマップで
水害の危険性が高いエリアなら年1万円くらい安いので
ぜひ入るようにしましょう。

逆に絶対に水害に合わないようなエリアであれば
水害補償がない、または少な目の保険がいいと思います。

愛知県は田原を除いて太平洋に直で面していないため、
津波災害で大被害を受けるエリアは多くありません。

洪水の場合は大治、清須、守山、中川、豊田、西尾周辺
それぞれの一部で浸水3m以上の可能性があります。

昨年南区を調べたことがあるのですが、伊勢湾台風で
被害が大きかったエリアと聞いていたので手厚い保険を
考えました。しかし、ハザードマップを見てみると
JRより東側は浸水の可能性がほとんどないという表示でした。

地元の人に聞くと名古屋市が対策事業として水を貯める地下空間が
作ったからそれ以来水害が全くないと聞きました。
思い込みだけでなく、一度マップを見てみるのもいいかもしれません。

感覚では分かりくい浸水想定被害エリアを分かりやすく
掲載している国交省管轄のサイトがあります。

全国対応の見やすいハザードマップ

津波洪水のほかに土砂災害ものっています。
自分住むのエリアや、購入を検討するエリアも
気にして見てみてください。

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