空き家問題
今年1月に祖母が亡くなり、
35坪ほどの土地と戸建て住宅ですが、
私が遺贈(法定相続人でないが、遺言により
譲り受けること)してもらったため、
昨日は半日片付けをしていました。
見つかっていない通帳や書類が
どこにあるかも分からないので
遺品整理の業者に頼むのでなく、
自分と母親で分担して整理していました。
中には使えそうなものもあったので
亡き祖母にお礼を言って消耗品を
もらったりもしましたが
捨てざるを得ないものが本当に多い。
祖母はこんなに物を取っておく人だったのか
とも思いましたが、宝くじの空くじまで。
メモ書きもあり、
「この宝くじは空くじなり
何年か後に価値が出るかもしれぬゆえ
とっておくこととする 昭和51年8月2日」
昭和51年。僕は昭和54年生まれなので
まだ僕が生まれていない時代の空くじです^^;
でも祖母の家は驚くくらいキレイに
片付いているのです。
押し入れには何十年前の領収書や干支の置物や
いろんなものがありましたが。
ラッキーにもクオカードが出てきたり
僕が昔祖母に出した絵葉書なども出てきたりして
昔を思い出しながら片づけていました。
僕は現在愛知岐阜三重に3軒の戸建てを所有
していて賃貸に出しています。
この祖母の家にはいずれ住もうかと考えていた時期も
ありましたが現在の名東区の借家から祖母の家(南区)
に引っ越すことは現時点では不便なため、
しばらく貸そうと思っています。
相続を受けた家は空き家のままだと
建物はどんどん老朽化します。
窓の開け閉めがないだけで、あっという間に
建物は使い物にならなくなります。
ご自宅から近ければご自身で片づけることが
できますが遠方であれば業者に頼む必要が
あるかもしれません。
しかし貸もせず売りもしないと
多額の損失を被ることになります。
雨漏りに気づかなかったり、シロアリに
やられたりして建物が使えなくなってしまいます。
調整区域では貸すことが都市計画法違反に
なることもあります。市街化区域では
基本的に問題ありません。
調整区域の売却は場合によっては
行政からの許可が必要な場合もあります。
もし放置している空き家があるのであれば
家が傷む前に貸す、または売ることを
考えてみてはいかがでしょうか。